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災害時のこころのケア21 災害や事故の後に、アルコールや薬を使用することについて

「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版」
(兵庫県こころのケアセンターさまHP)より「付録E」を抜粋させて
いただいております。随時更新してまいります。

※ケータイからお読みの方には長文になり見づらいとは思いますが
なるべく読みやすく工夫してまいります。



災害や事故の後に、アルコールや薬を使用することについて

災害や事故の後に、アルコール、処方薬、その他の薬品類の使用量を
あげる人がいます。アルコールや薬物は、辛い気持ちや、ストレスからくる
からだの症状(頭痛や筋肉の緊張)を抑えるのに、役立つでしょうか。

 実際のところ、長い目でみれば、これらの使用量を増やして状況がよくなることは
ありません。というのは、こういった物質は、自然な催眠のサイクルを乱し、
健康状態を悪化させ人間関係をこじらせていくからです。
依存をひきおこすこともあります。

もしあなたが、災害や事故の後、アルコールや薬品類の使用量をあげているなら、
あるいはなんらかの問題を抱えているなら、使用量を減らすこと、もしくは
使用をコントロールするための援助を求めることが必要です。


【アルコール、医薬品を安全に使用するために】

■アルコール、医薬品の使用量の変化に、注意してください
■処方箋あるいは市販薬は、用法通りに正しく使用しましょう。
■きちんとした食事、運動、十分な睡眠をとり、家族や周囲の人々に支えて
もらいましょう。
■処方薬でも市販薬でも、使用量を増やしたいと感じたときには、医師や薬剤師などの
専門家に相談してください。
■不安、抑うつ、筋肉の緊張、睡眠障害を安全に改善していく方法について、専門家に
相談してください。
■災害以降、どうしてもうまくアルコールや薬物のコントロールができなくなっている
場合は、そのための援助を求めましょう。
■薬物乱用の問題に心当たりがある人は、医師またはカウンセラーに相談してください。


【過去にアルコール、医薬品、薬物の問題を持っていた場合】
アルコールや薬物を手放すことに成功した人が、災害の経験によって、
再びそれらを使用したいという誘惑にさいなまれたり、実際に使用してしまうことがあります。
災害が本気で回復に取り組もうとする思いを強めることもあります。
大事なのは、あなたがどんな経験をしていようとも、回復したいという意思を持ち続けることです。

■薬物乱用の回復支援グループへの参加を増やしましょう。
■災害機器カウンセリングを受けている場合は、過去のアルコール、または
薬物の問題について、カウンセラーに話してください。
■地元を退去させられている場合は、今いる場所で利用できるアルコール・薬物依存の
回復サポートグループを探す手伝いをしてくれるよう、災害担当者に話してください。
あるいは、新しいサポートグループの立ち上げを要請してください。
■家族や友人に話して、あなたがアルコールあるいは薬物に近づかないよう、支えてもらいましょう。
■ピア・サポーター、あるいは薬物カウンセラーがいるなら、今の状況について話しましょう。
■これまで再発を防ぐのに役立ったサポートがあれば、積極的に活用しましょう。





「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き第2版(日本語版)」(PDF)
ダウンロード先はこちら 
リンク先[兵庫県こころのケアセンター様]


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「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き第2版(日本語版)」




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心のチカラ | 2011-04-03(Sun) 22:19:23 | トラックバック:(1) | コメント:(0)

災害時のこころのケア20 災害にあった大人への助言その4

「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版」
(兵庫県こころのケアセンターさまHP)より「付録E」を抜粋させて
いただいております。随時更新してまいります。

※ケータイからお読みの方には長文になり見づらいとは思いますが
なるべく読みやすく工夫してまいります。


このページには、災害や事故にあった人へどのような対応をしたらいいのか、
反応や行動への理解の仕方・援助の方法をライフステージ別
(※乳幼児・就学前の子ども・小学生の子ども・思春期の子ども・大人)で
掲載しています。
反応には、個人差がありますので、区分されたライフステージにかかわらず、
ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。
また、被災地に直接関係のない方でも心のケアが必要な場合もあります。
上記同様、ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。


災害にあった大人への助言

【反応/ふるまい・・・その4】
対人関係の変化
家族や友達に対する気持ちが変わることがあります。たとえば、過保護になる、
お互いの安全が気になる、家族や友人の対応に不満を抱くなどの変化がおこります。
また、家族や友達から距離をおきたいと、感じることもあります。

(どのように対応するか)
・家族や友達は、回復期に大きな支えとなってくれる人たちです。
家族一人ひとりが違った道筋で回復していくことを理解し、それに寛容に
なることが大切です。
・あなたが辛いときやストレスを感じているときには、家族の誰かに子育てや
その他の日常の仕事を、手伝ってもらいましょう。

(対応の具体例)
・迷惑をかけたくないからといって、誰かに支えてもらうことを諦めないでください。
ほとんどの人が、他の人に支えてもらうことによって、回復していきます。
ためらわずに、友人や家族に様子を尋ねてください。
単に助言を与えたり、「のりこえさせよう」とすることよりも、よほど役に立ちます。
あなたが理解していること、話を聞いてあげられること、手助けができることを、
かれらに分かってもらいましょう。

・家族や友達と、お互いの状況を伝えあう時間をもちましょう。
こんなふうに伝えてみてください。
「私たち、お互いにとげとげしくなってるけど、それって状況を考えてみれば、
自然なことだと思う。私たちは、とてもうまくやってきたと思うよ。
家族や仲間って、ありがたいものだね」



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心のチカラ | 2011-03-29(Tue) 00:50:43 | トラックバック:(1) | コメント:(1)

災害時のこころのケア19 災害にあった大人への助言その3

「サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版」
(兵庫県こころのケアセンターさまHP)より「付録E」を抜粋させて
いただいております。随時更新してまいります。

※ケータイからお読みの方には長文になり見づらいとは思いますがなるべく読みやすく工夫してまいります。


このページには、災害や事故にあった人へどのような対応をしたらいいのか、
反応や行動への理解の仕方・援助の方法をライフステージ別
(※乳幼児・就学前の子ども・小学生の子ども・思春期の子ども・大人)で
掲載しています。
反応には、個人差がありますので、区分されたライフステージにかかわらず、
ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。
また、被災地に直接関係のない方でも心のケアが必要な場合もあります。
上記同様、ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。


災害にあった大人への助言

【反応/ふるまい・・・その3】
態度、世界観、自己認識の変化
多くの人が、災害のあと、ものごとの捉えかたや姿勢において、大きな変化を体験します。
人に精神のよりどころについて尋ねる、まわりの人や社会への信頼が増す、自分が役立つ人物か
どうか気にかかる、人助けに没頭する、などの変化が起こることがあります。

(どのように対応するか)
・さしあたって必要のない大きな生活の変化は、しばらく先送りにしましょう。
・災害がもたらした数々の困難に対処することは、勇気や、自分には力がある
という感覚を高めてくれます。
・地域の復興活動に参加しましょう。

(対応の具体例)
・落ちついた日常が戻ってくれば、意思決定の能力も戻ってくることを、忘れないでください。
・災害の経験が、物事への価値づけや、時間の使い方に良い影響を与えることもあることを、
忘れないでください。
・地域の復興プロジェクトへの参加を考えてみましょう。



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心のチカラ | 2011-03-27(Sun) 00:07:29 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

災害時のこころのケア18 災害にあった大人への助言その2

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このページには、災害や事故にあった人へどのような対応をしたらいいのか、
反応や行動への理解の仕方・援助の方法をライフステージ別
(※乳幼児・就学前の子ども・小学生の子ども・思春期の子ども・大人)で
掲載しています。
反応には、個人差がありますので、区分されたライフステージにかかわらず、
ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。
また、被災地に直接関係のない方でも心のケアが必要な場合もあります。
上記同様、ご自身に必要な部分を切り取ってお役立てください。



災害にあった大人への助言

【反応/ふるまい・・・その2】
自分の行動や反応を、思い悩む、恥ずかしく思う
多くの人が、災害に対する強い反応を体験します。恐怖や不安、集中力の低下、自分の反応に
対する恥の感情、罪悪間などが起こります。尋常でない出来事の直後にいろんな気持ちがわい
てくるのは、当たり前のことです。おかしなことではありません。

(どのように対応するか)
・話せるときに、家族や信頼のおける友人と、これらの反応について話してみましょう。
これらの反応は、誰にでも起こるものであること、おさまるには
時間がかかるものであることを、覚えておきましょう。
・実際のところ何ができたのか、現実的に考え、自分を責めないようにしましょう。

(対応の具体例)
・誰かに話を聞いてもらうときには、時と場所を選びましょう。
あなたが感じていることを話していいか、相手に尋ねてください。
・あなたが感じていることは、こういう場合にはありえることだし、
「気が変になって」いるわけではないし、あなたは災害に何の責任もありません。
そのことを覚えていてください。
・これらの反応が一ヶ月以上続くようなら、専門的な援助を受けることを考えましょう。





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心のチカラ | 2011-03-26(Sat) 23:59:02 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

災害時のこころのケア17 リラクセーションのためのヒント

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リラクセーションのためのヒント
災害や事故にあえば、不安になったり、緊張を感じたりするのが当たり前です。
しかしそうはいっても不安や緊張の辛さがいつまでも続くと、日常を
取り戻すためにしなくてはならないことができなくなってしまいます。
災害や事故に続いて起こるさまざまな問題には、簡単には解決できないことが
多いものです。

しかし、できることもあります。昼のあいだにリラクセーションを行い、
気持ちを穏やかにする時間を作りましょう。
そうすることによって、よく眠れるようになり、集中力が高まり、生きていくための
エネルギーがでてきます。
リラクセーションの方法にはエクササイズ、呼吸法、瞑想、水泳、ストレッチ、
ヨガ、寺院への参拝、運動などがあります。
気持ちが穏やかになるような音楽を聞いたり、自然の中で過ごしたりするのもいいでしょう。

ここでは、基本的な呼吸法を紹介します。


【あなた自身のために】

1.鼻からゆっくりと息を吸ってください----ひとつ、ふたつ、みっつ----
肺からお腹まで気持ちよく空気で満たします。

2.静かにやさしく、「私のからだは穏やかに満たされています」と自分に語りかけましょう。
今度は口からゆっくり息をはきます----ひとつ、ふたつ、みっつ----
肺からお腹まで、すっかり息をはききりましょう。

3.静かにやさしく、「私のからだはほぐれていきます」と自分に語りかけます。

4.ゆっくりとした気持ちで、5回繰り返しましょう。

5.必要に応じて、日中に何度でも繰り返してください



【子どもたちのために】
◆子どもには、次のように呼吸法を指導しましょう◆

1.からだをリラックスさせるのに役立つ、ちょっと変わった呼吸の仕方を練習してみよう。

2.まず、片方の手をこんなふうにお腹のうえにおきます。(実際にやって見せる)

3.そうそう。じゃあ、鼻から息を吸いましょう。息を吸うと、空気がいっぱい入ってきて
お腹がこんなふうにふくらむよね。(実際にやって見せる)

4.今度は口から息をはきましょう。息をはくと、お腹がこんなふうに
ぐーっとへこんでくるね。(実際にやって見せる)

5.3つ数えるよ。そのあいだ、ゆっくりゆっくり息をすって。
また3つ数えたら、ゆっくりゆっくりはいて。

6.はい、じゃあ一緒にやるよ。・・・よくできました!


◆ゲームに取り入れてみましょう◆
◦シャボン玉をふく
◦チューングガムで風船をつくる
◦丸めた紙や脱脂綿を、テーブルの端から端に吹き飛ばす
◦息をふーっとはく登場人物が出てくるお話をする。あなたがそれを真似て、
子どもたちも一緒に息をすることで手助けする



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